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以前よりも生え際が薄くなったような気がして不安になっている人は少なくありません。
おでこが広くなったように感じたり、M字の剃り込みが深くなったように感じて、「このままハゲるの！？」と心配になるのも無理はありません。
もし生え際が薄くなっているなら早めの対策が必要ですし、特に問題ないなら気にし過ぎなので悩む必要はないです。
薄くなってきているのか、気のせいなのか、それを見分けるためには、生え際が薄い基準を知る必要があります。
今回は、生え際が薄いと判断される基準を写真を紹介しながら解説していきます。
生え際が薄い基準1：剃り込みと頭頂線の距離
生え際が薄いと判断される基準として最も活用されているのが、剃り込みと頭頂線の距離を測る方法です。
※画像
【特徴・メリット】
・生え際のM字ハゲの進行状況を把握できる
・自宅でいつでも手軽に把握できる
生え際の剃り込みから頭頂線の距離が5㎝未満になると、生え際が薄い（AGA=男性型脱毛症）だと判断されます。
この診断基準は、薄毛治療の専門病院であるAGAクリニックでも採用されている方法です。
家でチェックする場合は、鏡を使って測定しても良いですし、写真に撮って測定するとやりやすいです。家族や友人に相談できるなら、協力してもらうのが一番性格で間違いはないです。
この方法は病院でも採用されている方法ではあるものの、いくつかの問題点もあります。
【欠点】
・おでこが後退するタイプのハゲは確認できない
・剃り込みと頭頂線の距離が5㎝未満になればかなり進行している状態
これら2つの欠点があるので、この方法だけに頼るのではなく、次に紹介する他の方法も併用しながら生え際が薄いかどうか判断した方が良いです。
生え際が薄い基準2：おでこの皺と生え際の距離
おでこの皺と生え際の距離を測るのも、生え際が薄い基準を知るための簡単な方法です。
※画像（正常な生え際）
※画像（生え際が後退している画像）
【特徴・メリット】
・おでこが後退する薄毛タイプ、M字ハゲの両方の進行状況を把握できる
・自宅でいつでも手軽に把握できる
美容業界では、おでこの皺から下を顔、おでこの皺から上を頭皮だと判断しています。
顔には表情筋といって自分で動かせる筋肉がありますが、頭皮には表情筋がありません。つまり、自分で動かせる範囲＝顔、動かせない＝頭皮ということで、このような判断が使われています。
生え際が薄くなって後退していくと、おでこの皺と生え際の距離はどんどん離れていきます。
つまり、おでこの皺と生え際の距離が離れているほど生え際が薄いと判断できるというわけです。
ただし、具体的におでこの皺と生え際の距離が何センチ離れているのと薄毛なのか？という明確な基準はありません。
【欠点】
・生え際が薄いと判断される明確な基準がない
生え際が薄い基準3：産毛がたくさん生えている
生え際に産毛や細い毛がたくさん生えているのも、生え際が薄いと判断される基準の一つです。
※画像（生え際が薄い）
健康的な頭皮や生え際の場合、他の毛と同じように太くてしっかりとした毛が生えています。
※画像（健康的な頭皮）
しかし、生え際が薄くなってハゲが進行し始めると、毛1本1本が細くなっていきます。生え際に産毛のような短くて細い毛がたくさん生えている場合は、生え際が薄くなってきている可能性が高いです。
産毛や細い毛がたくさん生えている場合、完全にハゲているわけではなくハゲが進行し始めているサイン。この段階で速めに対処しておけば復活する可能性は十分にあります。
以上3つの方法で、生え際が薄い基準を知ることができます。
もし、どれ一つでも当てはまることがあれば、生え際ハゲが進行し始めていると考えた方が良いです。
生え際ハゲは放っておいても勝手に良くなることはなく、放置すればどんどん酷くなっていきます。
効果的な対策ができないでいると、毛は細くなって前髪は簾のようにスカスカになり、次第に毛が大量に抜け始めます。最終的には毛根が死滅して二度と毛は生えてこなくなってしまいます。
※画像（ハミルトンノーウッド又は生え際ツルツルの画像）
そうなってしまう前に早めに対策しておくことが必要不可欠。
まだ毛が生えている場合は、弱ったその毛を育毛すれば、しっかりとした生え際を取り戻すことができます。
薄い生え際に効果的な改善方法
※画像
薄くなってきた初期の生え際に効果的なのが医薬部外品の育毛剤です。
医薬部外品とは、厚生労働省が薄毛に効くと効果を認めている有効成分を配合した育毛剤のこと。
薬のような副作用の心配がないので、手軽に使えますし、効果が認められているので生え際ハゲの初期に使って効果を実感する人は多いです。
育毛剤というと「効果がないのでは？」「本当に効くの？」と心配する人もいます。
たしかに、育毛剤は薬ではないので毛を生えさせるような強力な効果はありません。
でも、弱った毛を育毛することで髪の密度は増え、地肌が透けなくなり、薄毛が気にならなくなるよう復活することはできます。
特に生え際ハゲの初期なら、毛はまだ生えている場合がほとんど。弱った毛を以前のような太くてしっかりとした毛に戻せば、もう生え際ハゲで悩むこともなくなります。
そのためには、育毛剤を使って育毛することが近道です。
実際、育毛剤を使って生え際ハゲを復活した人は多いですし、ハゲ対策として今でも支持され続けている人気の対処方法です。
とはいえ、育毛剤なら何を選んでも良いわけではありません。
生え際ハゲを撃退して以前のようなボリュームを取り戻すためには、生え際ハゲに合った成分を配合した育毛剤を選ぶことが不可欠です。
生え際ハゲに効果的な育毛剤については、「」でより詳しく解説しています。
編集部メンバーが実際に試したり、成分を分析した中から使っておきたい育毛剤を具体的に紹介しています。
生え際ハゲを早めに何とかしておきたい！これ以上酷くなるのは何としてでも避けたい！
このように早めに対処しようと考えている方の参考になるかと思います。
参考：生え際に効く育毛剤
生え際が薄い基準まとめ
「生え際が薄くなった気がする…」と感じたら、まずは今の現状を把握して、薄毛が進行しているのかどうか判断することが欠かせません。
今回紹介した3つの方法を一つずつ試してみて、何も当てはまるものがないなら気のせいでしょう。今まで通りの生活を続けると良いです。
どれか一つでも当てはまることがあるなら、生え際が薄くなり始めている証拠。
今はまだ毛が生えていて、少し気になる程度かもしれませんが、何もせずに放っておけば日に日に薄さは酷くなっていくので注意してください。
ほとんどの人は、生え際が薄くなったことに気づかず、周りにハゲを指摘されてから対策を始めます。
しかし、ハゲ対策は遅くなれなるほど復活が難しくなるので、手遅れになってそのままハゲてしまうことになります。
けど、この記事を読んでいるあなたは、生え際が薄くなり始めた初期の段階でハゲに気づけたので復活の可能性は高いです。
早めに効果的な対策を始めておけば、これ以上酷くなるのを食い止め、弱った毛を育毛して実感することも難しくありません。
薄毛対策を明日、明後日…と先延ばしにせず、今できることは今から始めておきましょう。それが、ハゲを食い止めるための絶対的な原則です。