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汗をかきやすい方にとって、汗染みはとっても気になるものです。汗が衣類に付着して、汗染みができると、恥ずかしい、臭いが気になる、不衛生になるなど悩みがつきません。
そこで今回は、汗が気になる方が汗染み対策として普段来ているTシャツで気を付けておくべきことをご紹介します。汗染みが目立たない素材や色などについてお話します。
汗染みを目立たなくさせるための3つの方法
汗染みをできるだけ目立たなくするには、次のような方法があります。
1. 汗染みが目立ちにくいTシャツの素材を着ること
2. 制汗剤(市販のものではなく、制汗力の高い塩化アルミニウムを配合したもの)を使うこと
3. 汗染みが目立ちにくい色のTシャツを着ること
汗染みを目立たないTシャツの素材とは
一つ目は、できるだけ汗染みの目立たない素材のTシャツを着ることです。実際にTシャツの素材によって、汗染みは大きく違ってきます。Tシャツには、主に次のような素材の分類があります。植物性繊維、動物繊維、化学繊維です。特に素材の特性別に汗との関連は次のようになります。
植物繊維のなかで、コットンは最も良く使われる天然繊維です。Tシャツでは、一般的な素材です。肌触りが良く、汗の吸収力もあるので汗を吸い取るには便利な素材です。しかし、水分の乾きがよくないので、たくさん水分をため込んで重くなったり、べたべたと肌にまとわりつくように感じます。汗染みも目立ちやすく、いつまでも乾かないので不快感が高まります。そしてリネンもあります。リネンは、とても吸収性が高く、水に強いので洗濯してもよれません。度々洗うことで素材が柔らかくなるので、着やすくなるのも良いところです。汗に対しても速乾性があり、水分がすぐに蒸発するので、夏場でも涼しい感触を感じます。そのため、汗かきの方にはお勧めの素材です。ただし、あまりたくさん汗を吸収すると繊維が凝縮して、荒い感触やゴワゴワした肌触りになることがあります。そして汗染みも乾きやすいので目立ちにくくなります。
化学繊維には、レーヨンがあります。レーヨンは、木材パルプが原料です。レーヨンは、水分を吸収すると強度が弱まって縮んでしまう特性があります。そして汗対策の素材としては、汗の吸収が良いので、汗でも縮むことがあります。もう一つは、ポリエステルです。ポリエステルは、石油を材料とする化学繊維で、ほかにナイロンやポリウレタンなどもあります。ナイロンはポリエステルより弾力があり、ポリウレタンは伸縮性が強いのが特徴です。これらの合成繊維は乾きが早く、汗染みには良い素材です。しかしデメリットとしては、汚れや臭いが落ちにくいので、臭いや色のある汗をかきやすい人には不向きな素材です。しかし、すぐ乾くので、衣類のべたつきや不快感は少ないです。そのため、一般的な汗かきの方には良いのですが、腋臭(ワキガ)タイプの汗の方は、臭いや色がある汗をかくので、汗染みができることもあります。そして混合繊維には、スポーツ用なら綿100%などのものもあります。このような一つの繊維しか使わないシャツは、例えば吸水速乾Tシャツのようなものも開発されています。この商品は汗対策としては有効です。ポリエステルの乾きの良さと、綿の吸水性の良さ、それぞれの素材の特性を生かした汗対策Tシャツです。
そして他にも衣類の素材があります。動物繊維にはシルクがあります。シルクは蚕の繭からとった繊維で、光沢があり美しい素材です。肌触りが良く軽い素材で、撥水性があります。そのため、素材に汗が吸収されにくいので、汗かきの方には有効な素材です。保湿性もあり吸収力もあるので使いやすい素材です。ただシルクは、水分を吸収しながら、熱を外に放つ特性があるのですが、汗シミは目立ちやすい素材です。そして度々洗濯すると、色落ちもしやすいので、本来は光沢がり美しい素材なのですが、洗濯で光沢が失われやすくなります。そのため、汗かきの方には、汗をかいて洗濯すると生地が傷むのであまりお勧めではありません。そして熱に弱く、虫食いも起こりやすいので、デリケートな面もあるので、汗対策の衣類の素材としてはあまり適した素材ではありません。もう一つは、ウールがあります。ウールは、冬物衣類の代表としてなので、Tシャツというわけではありません。繊維が太くて、保湿性に優れていますので、冬の衣類です。汗対策としては、汗を即効で吸収して熱を放出できるので、体を温めるのには良いのですが、その分汗をかきやすくなる面があります。こちらも汗対策としてはあまりお勧めではありません。
汗染みを目立たないために使っておきたい制汗剤
そして汗染みを目立たなくするには、汗対策専用の制汗剤がお勧めです。ドラッグストアなどで売っている安価な制汗剤では、制汗力が弱いため、汗っかきの方には、十分な効果が発揮されません。そのため、制汗力の高い成分「塩化アルミニウム」を高濃度で配合した制汗剤が効果的です。汗染みを目立たなくするには、まずは汗の量を減らすのが大切です。そのため制汗力の高い塩化アルミニウム配合の制汗を積極的に活用しましょう。
汗染みが目立ちにくいTシャツの色とは
そしてTシャツの色も重要です。それは汗ジミが目立つ服の色と目立ちにくい服の色があるからです。最も目立ちにくいので、汗かきのかたにお勧めなのは、黒の衣類です。黒の服は、汗が染み込んでも光が反射しないので濡れてもあまり見た目が変わりません。そして乾いても汗染みが見えづらいです。そして白の衣類は、汗で濡れると光がまんべんなく反射するので乾いている部分と区別しづらいので、あまり汗で濡れた部分が目立たないというメリットがあります。反面で、色のある汗をかく方は、乾くと黄色いシミが目立つことがあります。そして汗が濡れていることが目立つのは、グレーやカーキーです。これらの衣類は光の反射が大きく変化するので、汗で濡れた部分が強調されます。赤、青、緑などの原色系の衣類も汗染みが目立ちにやすいです。このように衣類の素材と色を良く考慮して選ぶことが汗染み対策には重要です。さらに制汗剤をうまく活用すれば、しっかり対策ができます。
汗染みが黄色くなる場合はワキガ体質の恐れもあるので要注意!
このような素材や色のTシャツやワイシャツ、カッターシャツなどを選んでも、乾いた後に汗染みが黄色く残ることがあります。その場合、腋臭(ワキガ)体質の可能性があります。このような方は、せっかく汗染みが目立たない素材や色の衣類を選んでも、乾いたあとに黄色のシミが残ります。そのため、腋臭(ワキガ)体質の方は、根本的な原因となる腋臭(ワキガ)の汗に対策することが必要です。これまでご紹介しました腋臭(ワキガ)体質チェック項目で、腋臭(ワキガ)体質かを確認してみましょう。(参照:腋臭(ワキガ)を判断・チェックする5つの方法【脇汗のニオイが気になったら確認してみましょう】http://deodorant-room.com/handan/)
もしご自身が腋臭(ワキガ)の可能性があれば、素材や色などを注意した衣類選びのほかに、腋臭(ワキガ)そのものに対して対策することが大切です。これまで紹介しました制汗剤を活用するのがその一つですので、ご活用下さい。
汗染みを防止する方法まとめ
このように衣類の汗染みを目立たなくする方法としては、衣類の素材、色などに注意して選ぶことが大切です。そして、さらに制汗剤を用いれば、腋臭(ワキガ)体質の方でもバッチリ対策可能です。腋臭(ワキガ)体質の方もそうでない方も、まずは日ごろか衣類選びに気をつけて、しっかりと汗染みに対策していきましょう。